カルタゴ第9期がスタートしました

本日2020年10月1日から、株式会社カルタゴは第9期の事業年度に入りました。遡ること8年前の2012年、何をやるとも決めずに起こした会社ですが、ここまで続けて来れたのは、直接間接に私をご支援いただいたみなさんのおかげです。本当にありがとうございました。前期の後半は当社もコロナの影響を受けましたが、何とか経営を維持することができました。神様に感謝です。
さて、当社の主たる業務は経営コンサルティングとマーケットリサーチです。個人の立場で上場会社の社外役員もしています。昨日は、この1年間に自分がどんな仕事をして来たかを独りで振り返りました。
コンサルティングでは、あるクライアントの社長が自分の人生について真剣に考えてくれるようになったことが印象的でした。中小企業の経営者は自分の人生と仕事が重なり合いますから、顧問先の社長には目先のことだけでなく人生のことを考えるよう経営指導しています。その社長には、ぜひ幸せな人生を歩んで欲しいと思います。
業務のウェイトが一番大きいのがマーケットリサーチです。必ず自分の足で現場を訪問し、クライアントに状況を報告したり、改善提案を投げ掛けます。それ故、ボクはいつもレポートの締め切りに追われています。「はて、いったい1年間でボクはどのくらいの文字数を書いたんだろう?」と思い、ざっと計算してみたら、なんと約20万字という結果になりました。原稿用紙500枚です。ボクは文章を書くことは苦になりません。どちらかというと楽しくやっています。特に面白いのは、自分が見たこと聞いたこと感じたことなど(つまり取材)の結果をどう表現するかを考える過程です。頭が熱くなるくらい考え続けた後で気晴らしに散歩に行ったりすると、ふっと新たな発想が生まれて来る瞬間があるのですが、そういう時にアドレナリンが出ます。クライアントにボクの言いたいことが上手く伝わることを願いながら、毎週毎週たくさんの文章を書き続けています。
また、社外役員として毎月臨む取締役では、大先輩のビジネスパーソン諸氏を前にしつつも身の程をわきまえずズケズケ発言します。もちろん、徹底的に予習をしますし現場も見にいきますから、思いつきの無責任発言はしていないつもりですが、後から考えると恥ずかしくなるようなことも平気で言ってしまいます。この性格は新卒で入行した銀行員時代からずっと変わりません。目立ちたがり屋なのでしょうか。でも、そういう変な奴がいるから組織が活性化すると信じて、そんな役回りをずっと演じて来ました。この年齢になっても相変わらずですが、さすがにボクもビジネス経験が35年を超えているので、それなりに重みのある発言もできるようになったと思います。これからも社外役員としてズケズケ物申して行きたいです。それがボクの生き方なので。
とにかく、今期も精一杯やります。