<現場が語る事実>
『答えは現場にある』
これは、私が自分のビジネス観において最も大切にしている言葉です。
経営とは、意思決定の積み重ねであり、その結果は最終的に事業活動の現場に素直に現れます。ですから、経営にひずみが生じた時、現場をじっくりと眺め、現場の声を聞き、あるいは実際に客となって現場を利用すれば、自ずと問題点は発見され、どこに原因があるのかが判るのです。
『真実の瞬間』
私が好きな、もう一つの言葉です。
「お客様が現場のサービスや商品に触れる僅かな時間こそが、そのお店や企業に対する評価が決する瞬間に他ならない」という意味で、「一期一会」にも通じる奥の深い言葉だと思います。
私は、経営者が現場に足を運ぶことは、とても大切で意義があることだと思っています。常に新たな価値を追求するために、真摯な姿勢で現場の事実を知ろうとする経営者を私は尊敬します。
しかし、会社が大きくなるにつれ、経営者自らが全ての現場に足を運ぶことは難しくなり、現場の事実を直接感じる機会は少なくなって行きます。
私は、主として生活者が接する現場(=お店)の事実を経営者と共有し、その視点を通じて企業経営をサポートして行きたいと思っています。
株式会社カルタゴ
代表取締役 池田 淳