期待の10月

9月30日は当社の決算日です。2012年10月1日に会社を設立してからちょうど9年が過ぎました。例年なら、独りで好きなお店に行って、お酒を飲みながら1年間の振り返りをしますが、今年は悪の禁酒法のせいでそういうわけにいかず、とても残念です。
この1年、当社も新型コロナの影響を受けて色々なことがありましたが、こうして無事に期末を迎えることができました。関係して下さった皆様に心から御礼を申し上げたいと思います。どうもありがとうございました。
明日から始まる2021年10月は、長く続いた緊急事態宣言がようやく解かれ、日本の新たな政治体制もスタートします。新時代に大いに期待したいところですね。そして、株式会社カルタゴも第10期が始まります。また、個人的なことですが、すぐにボクの還暦がやって来ます。公私とも心機一転で、新しい何かが始まりそうな予感がしています。
ところで、一昔前の60才と言えば「第一線を退いて年金生活に突入し、孫の世話をしながら余生を送り始める年齢」というイメージでしたが、少なくとも今の自分にそんな生き方は考えられません。49才で会社勤めとお別れし、これまで何とか独りでやって来ましたが、社会から必要とされる限り、これからもこの生き方を続けて行きたいと思っています。
つい最近、サントリー新浪さんの「45歳定年」発言が話題になりましたが、ボクはこの意見に大賛成です。特別な事情が無い限り、人は自分で生きる術を身につけて「社会や他人にしがみつかない生き方」を目指すべきだと考えるからです。そして、その年齢は40代がちょうど良いと思うのです。これは、自分自身が49歳で放り出されるように会社を辞め、その後独りで生きるようになった経験に基づきます。いざとなったら頼れるのは自分だけですから。40代にもなれば、誰でも何かしら得意なことの一つや二つ身についているはずです。或いは好きなことでもいいでしょう。それを一生の仕事にするのが起業です。起業できるかどうかの分かれ目は「やるかやらないか」という決断や踏ん切りだけです。ボクは「起業は根性」だと100%確信しています。
あれれ、起業に関心の無い人にはどうでも良い話になってしまいました。言いたいことはまだまだありますが、これ以上書くと嫌われそうなので、これで止めておきます。
何はともあれ、10月は外で飲みたいですねー。そして、株式会社カルタゴの第10期もどうぞよろしくお願いします。