2017年も表面張力

今日は大晦日。2016年も終わりです。
私のこの1年を振り返って見れば、年初から波乱の幕開けでした。会社は正月早々お先真っ暗。私生活では長女の大学受験、次男の就活、長男の転職などでハラハラ続き。そんなこんなで実は私、春先は少しナーバスになっておりました。
でも「捨てる神あれば拾う神あり」というか、「人生七転び八起き」というか、はたまた「棚からぼた餅」というか、色々な方々からの励ましやご支援を頂き、その後会社は何とかピンチを脱し、娘も無事に希望の学校に進学。おかげさまで5月頃からは徐々に元気になって来ました。1年が終わってみれば、会社は無事に第4期決算を締めることができましたし、息子達も収まるところに収まってくれました。「案ずるより産むが易し」ですね。本当に感謝です。
さて、この1年を何とか乗り切れたのも、仲間やお客さんと一緒に楽しく飲むお酒、独りで考えごとをしながら飲むお酒、或いは自宅で奥さんの手料理と共に味わうお酒など、毎日のお酒が私を癒してくれたからです。お酒さんありがとう。
今年は日本酒をコップのてっぺんギリギリまで注いで表面張力を作りFACEBOOKに写真をアップするのがマイブームでしたが、一部の方には好評だったようで良かったです。でも、表面張力で一番喜んでいたのは私です。
というわけで、この1年日本酒さんに大変お世話になった恩返しの意味も込めて、「土佐鶴純米大吟醸(精米歩合40%)」をデパートで買って参りました(高かった!)。これで来たるべき2017年元旦の表面張力に備えます。土佐鶴は私が高校時代を過ごした高知の銘酒です。きっと今は違うのでしょうが、当時(今から40年前)の高知は超法規的に未成年の飲酒が認められていたのか、高校生のくせに酒をたしなむ友人が多く、私はそういう環境で多感な思春期を送ったので土佐鶴は青春の味なのです。
そして、脇役には当社の社名[Quartergo]のロゴ入り枡が控えております。会社設立5年目にして初めて「広告宣伝費」という勘定科目の伝票を起こしました。とても良い香りがします。元旦の表面張力が楽しみです。
表面張力はこぼれそうでこぼれない。カルタゴも池田も倒れそうで倒れない。来年もがんばります。以上、飲んだくれの戯言になってしまいました。
最後になりますが、2017年が皆さまにとって素晴らしい年になることを心よりお祈り申し上げます。

株式会社カルタゴ 代表取締役 池田淳

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