社長になって初めて判った社長のこと

10月1日に生まれて初めて社長になりました。もちろん、社員はパソコン君が1台だけ、オフィスは自宅のテーブルという、吹けば飛ぶような会社ですが、それでも社長は社長です。売上100億円の会社の社長とだって対等だと思っています。

ところで、社長になって最も感じていることは、「仕事とは判断と決断の連続だ!」ということです。「今更何を」と思われる方も多いかもしれませんが、サラリーマン時代の判断には、「上司と相談してから」とか、「規則を調べてみてから」とか、「来週の会議に付議してから」とか、常に言い訳がくっついていました。サラリーマンが“言い訳上手”になるのは当然です。

しかし、小さい会社でも、いや小さい会社だからこそ、社長の判断は即決即断かつ絶対的です。たとえ100円の出費でも「この100円は生き金か死に金か??」と自分に問いかけ、真剣に100円を使うようになりました。

これまで頭では判っていたつもりですが、実際に社長をやってみて、改めてそういうことを実感した次第です。「多くの社員を抱える会社のトップは、さぞかし大変だろうなー。」と思う、新米社長の池田でした。